14位「予告なしのアンハッピーエンド」に関する意見
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管理人:「こんな〜苦手です」アンケート 第16位は「予告なしのアンハッピーエンド」でした。
これは15票、1.7%の得票率でした。
このご意見について、みなさんのお考えをどうぞ。
投票者のコメントはこちら。
作家A:予告しろというのは、書き手としてはちと辛いような。
15票も入るものなんですね。ちょっと驚きです。
オンライン小説は、全般的に甘くて軽い読み口のものが受ける傾向があると常々思っていますけど、やはりその傾向が表れているのでしょうか?
作家B:予告ありだと、逆に「ネタバレ」になりませんか?
作家C:でも、読む人ってネタバレはいやなんでしょ? それはちょっとねえ…。
作家D:今、連載してるのは内容的にハッピーエンドか、アンハッピーかわからない内容。
これで予告したら、それはそれで怒られるような気がしますが…?
作家E:長編だと余計アンハッピーが嫌われる、と解釈しました。
読むのに時間が掛かるから、その時間の分だけキャラへの思い入れも強くなるし、さらに思い入れの強くなったキャラが不幸になっちゃったりとかしたら、ガッカリ度も高くなる、とか、そういう事かなーと。
このアンケート結果見て、長編書くなら、なるべく読了感を念において書いた方がいいんだろうな、と思ったよ。
作家F:でも読者に嫌われるから、長編でアンハッピーを書かなくなる、というのもなんだか…。
書きたい物書かなくてなんのための趣味かと思うし。
ただ、アンハッピーで納得できない物を書いてしまったのなら作家の力量不足なんでしょう。
でもやみくもにアンハッピーが嫌とか言われるのも少し理不尽な気がする。
>おかげで、先にオチを確認してしまう嫌な癖が付きましたよ。
このご意見はちょっとひく…。先にラスト見られるのはいやだなー…。
作家G:これ以上ないネタバレだと思うので、そういうのが嫌いな読者さんが存在すると重々承知しつつも、注釈をつけられません。
なんとか、知りたい人には見れて、知りたくない人には見れない書き方があるといいのですけど(やっぱり反転かな)。
ハッピーエンドを軽く言うつもりではないけれど、アンハッピーエンドな話は、そうでない話の何倍もの説得力が必要ですね。 そうするだけの意味を、ある程度は納得してもらえるように。なかなか難しいですが。
作家H:私はどんな内容であれ、先に予告をする事が嫌いな方なので、アンハッピーエンドならば予告をうてという要求自体信じられなかったり。
読み手に説得力のある内容を書くのは難しいですが、だからといって書き手の趣向までをねじ曲げさせられたくはないなと思います。
だいたい、書店に売ってる本でラストを紹介しているものがありますか、と問いたいです。
キツイ反論ですが。
作家I:純文学系のサイトでは、性描写のあるなしやハッピーか否かの予告がないのが普通だと聞きます。
当然推理小説とかそういうもののほとんどはラストの予告を行わないんではないでしょうか。(慟哭のラスト!とかは書くかもしれませんが)
「ハッピーか否か」の予告を必要とするジャンルで、書店でもお約束になっているものはと考えると、恋愛小説、特に「ロマンス小説」と呼ばれる分野ではないでしょうか。
この場合は、どちらにせよラストがハッピーであることが必要とされます。
もし自分の作品が「ロマンス小説」として読まれることを望むのだったら、ハッピーか否かの予告は必要だと思います。
読み手は読み終わった後、幸せな気持ちになることを求めているわけですから、それを提供するのが義務といえば義務。
ただ、「ロマンス小説」を書いているわけではないのだったら、ラストを予告する必要はないと思います。
こちらのアンケートが「長編恋愛同盟」さんの企画だったということもあり、特にその傾向が強まっているのかもしれませんね。
作家J:難しいとこだと思いますね……。
変な例えなんですけど、自分、時代劇が好きなんですよ。安心して見てられるんで。
それってやっぱりこのご意見に賛成って事かなぁと思ったり。
でも説得力があればどんなラストだって受け入れられるとも思う。
(自分は辛い小説を納得いけるカタチで書き上げる自信がないけど)作者の技術次第だとは思う。
俺が思うに……アンハッピーかどうかっていうのは読者さんが決める事、ですよね。
てか、作者の思惑と読者さんの感想が一致しない事ってままある事だったりしますよね。だから、まあ仕方ないかなあと。
作家Iさんが書いてらっしゃるように、こちらの同盟で行われたって事にも一因はあるでしょうね。
やっぱり恋愛もので、幸せになれないエンディングは痛いって思う人が多いのかな、と。
うーん、でもやっぱり、幸せかどうかって判断が難しい場合もあるしなー。
結局「難しいとこです」な意見になっちゃいました(^^;)
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