32位「作者が自分自身で作品の感想を書く」に関する意見

管理人: 「こんな〜苦手です」アンケート 第32位は「作者が自分自身で作品の感想を書く」でした。
 これは4票、0.5%の得票率でした。
 このご意見について、みなさんのお考えをどうぞ。
 
投票者のコメント
・よく作品紹介文に「絶対に泣けます」とか「感動します」とか書いてありますが、作品を読んでどう感じるかは人それぞれ。自画自賛されているようで読む気が失せます。
・ありふれてません、とか、絶対に感動します、とか、作者さん自ら紹介文に書いてあると萎えます。天の邪鬼を発揮して絶対に行かない。
・言い訳は見苦しい。
・「泣きながら書きました」と言うのも興ざめ。感想を強要されているみたいで、いや。読む気が失せる。

作家A:「泣きながら書きました」と言うあとがきは実は結構今まで書いてました。
 どうも自分は涙もろいらしく、普通の人よりも涙腺が緩いらしいです。
 そう言うのを嫌がる方もいらっしゃるんだとショックでした。
 あとがきは出来るだけ別頁か、作品からは見えないでクリックして進んで頂くよう、こちらのコメントを読んでから特に気を付けるようになりました。

作家B: 書き上がってあまり間もない時は言いたい気持ちになってますが、しばらくして時間がたってくると、感想は下げたくなります。
 読者である時に、作者さんと同じ場所まで昂ぶったなら問題はないですが、平静であったり冷静であったりする場合は、そこにある感想がどう映るかは変わってきますね。
 その作家さんを好きであるほど、作品しかないというのもやや寂しい気持ちがあります。

作家C:書きあがった直後は確かに感情的になってしまいますね。
 でも「絶対に感動します」とかは確かにちょっときついですね、読者の立場では。
 長編はどうしても思い入れが作者は強いので(自分もね)書いた直後より、少したってからあとがき書くほうがまだ冷静な物が書けると思います。
 自分は少し時間を置いてから、別ページにあとがき書いてます。
 個人的にあとがきは書きたいし、好きな作家さんには書いてほしいし、あとがきとか嫌いだって人は見ないでください…じゃだめなんでしょうか?

作家D:自分は割と書いている最中でも比較的冷静なせいか、シリアスな物でもこれは泣ける! とか、感動する! とかって手応えがあまりありません。
 なので、読者の方がいうならともかく、作者自身がそういう風にあとがきなどで自作を評していると、引いてしまうことがたまにあります。
 いろいろと思い入れがあって愛着があるとつい…という気持ちは分からなくはないですが。

作家E:あとがきなどで私も結構、書いていた時の感情そのままを綴った事がありました。
 でも、何ヶ月もたってから読んでみると赤面します。
 今では差し替えたあとがきを公開しています。
 だからあとがきは、必ず別ページに置いて、読みたい人だけクリックしてもらうようにしています。 同じページの下の方にあると興ざめだという意見もあったので。
 小説ページにもカウンターをつけて、最後のページとあとがきのページのカウンターは何故こんなに違うんだろうと思っていましたが、あとがきは読みたくないという人もいるのだという事が、このアンケートでわかりました。
 読者の立場で読む時は、長編を読み終わった後は必ずあとがきまで読みます。
 あまりにも作者が自分に酔いすぎていて覚めたという経験はありません。
 紹介文で「絶対に泣けます」とか「感動します」などは、人によって感じ方が様々なので、そんな事は恐れ多くて(そして照れ臭くて)書けません。

作家F:書きたくなっちゃうんだよね。これが……。
 自分の作品は、よしあしにかかわらず愛があるし、他の誰よりも思い入れがある。
 そんなの、あたりまえ。つまり、作者は親ばかなのです。
 自分が思うほど、自分の作品を他人はかわいくは思っていないんだ……くらいに思ってちょうどいいのだと思います。
 私も、「泣いて書きました」とあとがきに書いたことがありますよ。
 でも、誰からもそのシーンでは泣けた……といわれたことがありません。
 人と自分の温度差は、そのようなものです。
 自作に感想を書くのは、ちょっと過保護かな? などとも思います。
 公開したとたん、作品は作者の手を離れるのですから、読者感覚に任せるのがベストだと思うのです。
 書きたいこと、言いたいことは、作品に盛り込めばいいのです。
 読みたい人だけにあとがきを読んでいただければいい……と思っています。(感極まって、下らん感想だったりするんですが)
 紹介文は、悲劇・喜劇・恋愛物程度のものでいいのではないでしょうか?
 悲劇を嫌う人もいますので……。
 感動します! ……は、うーん。。。紹介文としてはあまりレベルが高くないので、作品のレベルも疑います。
 感動させる自信のある人は、書かないほうが賢明かと思います。

作家G:自分で自分の感想を書く…、ということとは違うかもしれないのですが、自分的にずっと「いいのか?」と思ってきたことなんですけど。
 読んだ人がネタバレ掲示板などにかなり突っ込んだ(深読みだったり先読みだったり)感想を書いてくださる場合があります。
 そういう時に、作者としての作品に対する思いやあとがきのようなことを、書いてしまうことが多々あるんですよね。
 掲示板は多くの人が見るものだから、あまり好ましくないかな?と思いながらも、長文の感想を残してくださった方には長文で返信を返したい、という思いもあって、あとで読み返すと作品に対する言い訳だったり思いいれだったり、それこそ「書いてて泣いちゃいました」など、けっこう派手にやってしまっています。
 こういうのも興ざめさせてしまうのかな。
 個人的には、作者さんの作品に対する思いを読むのは嫌いじゃありません。
 作者さんの思いもオンライン小説の一部のつもりで一緒に読んでいます。
 作者さんの影が見えない小説にたまに当たりますが、それが長編なら読まないで
立ち去っちゃってます。

作家H:作家Gさんの意見に激しく同感です!
 感想掲示板とか、あと投票コーナーのコメント返しなど、やはりついつい熱く語っちゃうくせある私です。
 あとがきで興ざめという意見があるとこみると、いやな人もいるんだろうなあ。
 ただ、こればっかりは自分の好みで決めるしかないなあ。 私自身、感想を書いて熱いお返事をいただけたら嬉しいほうなので。
 作品に関するつぼみたいなところを押してくれた人なんかにはついついやっちゃう。人生論とか社会論とか教育論とか(笑)。
 この辺については、掲示板の案内に前もって「作者は語り好きなのでご注意ください」みたいに書いておいたほうがいいんだろうか? ハッピーエンドの予告みたいに。

32位「章(頁)間に作者の感想が毎回ついている」に関する意見

管理人: 「こんな〜苦手です」アンケート 第32位は「章(頁)間に作者の感想が毎回ついている」でした。
 これは4票、0.5%の得票率でした。
 
 投票者のコメント
・完結後に、まとめ読みする読者もたくさんいます。作品世界を一気に駆け抜けたいのに、作者の自分酔いに溢れた文章(無礼御免)で、興醒めさせられるサイト、実はかなり多いんですが…。更新感想は、別頁にわけて欲しいです。切実にお願いします。

作家I:見たくなければ、読み飛ばす…とかじゃダメなの?
 別ページにすればそれにこしたことはないのかもだけど、書きたい気持ちもわかるからな…。

作家J:やっぱり、小説書くからにはその世界に愛情もって書いてるし。書きたくなるでしょう。
 そのページに作者の愛情を感じて欲しいです……

作家K:いや感想書きたい気持ちはスゴイ判るよ。
 でも、この意見が出てきた経緯も理解できる。
 例えばそのストーリーの世界観にどっぷり浸かった状態で、一番下までスクロールしたら、余韻を感じる間も無く、「いや〜やっと半分更新出来たにょ〜今回はどうなんざんしょ?」なんて書かれているのが見えたら、一気に引き戻されて萎えちゃうのわかるもん。私がそうだし。
 だから、どうしても何か一言もの申す状態になった時は、更新履歴も兼ねて、ネタバレしない程度に別のページに書いてるよ。

作家L:俺は書かないですね……。
 愛情の表現方法は人それぞれだから書くなとは思わないけど、やっぱり小説の雰囲気から現実に引き戻されちゃうと、なんだか醒めちゃうってキモチなんじゃないかな。分かる気がします。
 でもねえ、それでも面白けりゃ読みますよね*

作家M:どちらにしても、読んでいる時は私の時間なのだから、作者にとやかく言われたくない……だって。(^−^;
 必ず、それをもませるような作り方は。よっぽどナルシストなのか、自信がないのか……
 気持ちはわかりますが、せめて枠外とかに書いて、読まなくても次読めるようにしてほしいですね。書いている人の方針にもよるとは思いますが……。
 私は一気読み派なので、書きときも一気読み派を重視したページにしたいと思っています。
 そう思っている人は、ページごと感想はやめたほうがいいと思います。


49位「作者の執筆姿勢以外の事が強調されすぎ 」に関する意見

管理人: 「こんな〜苦手です」アンケート 第49位は
「作者の執筆姿勢以外の事が強調されすぎ」でした。
このご意見について、みなさんのお考えをどうぞ。

投票者のコメント
・「徹夜して書きました」「体調崩しているけど、無理して書きました」「家族がうんぬん……」一気に萎えます。そんなことは、作品の完成度とは無関係のはず。執筆の裏話や作者の横顔をだすのはほどほどにしておいて欲しい。中には読みたくない人もいることを考慮に入れて、別頁にするなどの配慮を。

作家N:たしかに。作者が自作の感想を述べるのと似通う点があるかもしれませんね。
 日記ページに書くならいざ知らず、プライベートなことをあとがきなどで書くのはちょっと…、という気がします。
 描写に苦労しました、などというのは自分もよくやりますが、クールに徹したいと思いつつ、なかなかそうはいかないんですよね。

作家O:作品が好きで通っているサイトで、プライベートネタが蔓延して少し食傷気味。
 別にあなたの日常が事細かに知りたいわけではない、作品が読みたいんだ。
 そう思って出来るだけ目をつぶるようにしているが、BBSも日記もそればかりではだんだん萎えてくる。
 こういうことで、サイト自体から足が遠のくこともあるのだなと痛感。
 自サイトの日記もどれくらいまで書けばいいのか、毎回悩む。
 モノサシは自分の感覚しかないので、一応、自分が不快にならない程度に。

作家P:ごったまぜの日記コーナーなどで、プライベートネタが繰り広げられるのはいい。
 要は、ページが別々だったらそれでいい。どうせ読まなければいいんだから。
 と、読者に選択してもらえるようにしてもらえばベストなのでは。
 私の場合、初めてのサイトさんではプロフィールと日記をチェックします。
 そこで、相性よさそうと思ったら読み始めます。長編ものだったら特に。
 人にもよるけど、好きな文章を書かれる方なら、日記もエッセイもBBSもみんな読みたくなってしまう性格なんです。
 でも、一部の人にしかわからない話題で盛り上がっている掲示板とか、かなりきつい内容の日記(毒吐き?)を書かれてる方だったら、感想を残さずにROMに徹します。
 フリーの人からも感想が欲しい場合とかだったら、あまり日記やあとがきに、自分のくせを出さない方がいいのかも、とも思います。
 うちではプライベートネタをできるだけ書かないようにしてますが、作品観とかテーマについての考えとかでずらずら更新日記に書いてます。
 読みたくない人はクリックしないでね、と前書きした方がいいのかな。

作家Q:作品のボリューム……キャラ解説・場面設定・番外編・あとがき他、が多いと、初めて読むときは躊躇します。
 でも、読んだものに関しては、うれしかったりする。
 それは人それぞれなので、読みたい人だけ読めるようにするのがベストだと思います。
 あと……なかなか本文に行き着けないのは困ります。
 クリックしてもクリックしても、解説みたいなページに飛ぶばかり……。
 基本的に、読者以上に作品に思い入れのない作者はいないと思っています。
 でも、作品の内容は作品の中ですべて語るのが基本だと思います。
 あとがきはゆるすとして、前書きで「一生懸命書きました」とか「自信がないけれどがんばりました」などと書いていると、まず読みません。
 だって、作品を書いている人はみんながんばって書いていると思いますもの。
 そんなわかりきったことにページを割く作品が面白いわけないと思ってしまうわけです。
 また、【私の主張】よりも小説が面白いのは、自分で想像し、補う場面もあるからだと思います。
 強制的に、この作品はこうこうこうだ……と作者に押し付けられるのも、ちょっと嫌です。
 作品に対する過剰な愛で、ついつい私もやっちゃうことだけど。

作家R:作家Qさんの意見に同感です。
>前書きで「一生懸命書きました」とか「自信がないけれどがんばりました」
>などと書いていると、まず読みません。

 ↑こういうのを見ると、厳しいのかもしれないけど、批判を受けたときの自分への言い訳として書いてるように見えてしまいます。
 自分の書いたものに、少なくとも自分自身で納得して自信がもてないと、とてもじゃないけどネットに出せないと思うのです。
 あとで読み返して「若かったなー」とか「だめじゃん……」とか思うことはあっても(実際、しょっちゅう思ってます)、書き上げた時点では、私は自分の作品を面白いと思ってます。
 まぁ、そう思わないと書いてられないという部分もあるんですが……
 みなさんも、ホントはそうじゃないのかな??
 小説なんて、どんな傑作でも合わない人は全然駄目だから、もっと開き直ってもいいのでは。
 もっと正直に、自分のHN(もしくはペンネーム)にプライドをもちましょうよ!
 かく言う私も、今でこそ日記とかの中で「けっこう面白いと思う」とか書けても、昔はそんなこと出来なかったんですけどね〜。

作家Q:>批判を受けたときの自分への言い訳として書いてるように見えてしまいます。

 これって、作品に自信がないからやっちゃうのでしょうね。
 それに同情してくれるほど、世の中甘くはないですよね……。
 一生懸命書いた作品は、ネットの中にあふれかえっているわけですから。

>小説なんて、どんな傑作でも合わない人は全然駄目だから、

 サイトに来てくださるお客様も、作風によって評価が分かれるようです。
 愛がこもった作品に、駄作はないんじゃないかと思います。
 単に、私が好きか嫌いかだけの問題で……。
 自作に自信を持ち、自作に謙虚になる。
 これが私の理想なんだけどな。(理想と現実は違いすぎ)

作家S:日記にはプライベートもかなり書いています。
 それで反応があって、嬉しいこともあるんですが(それでも小説サイトと言い張る私)
 日記へはメニューから直接行けるのではなく、「ネタバレありですが、いいですか」みたいな注意書きを入れているので、執筆姿勢以外のことが読みたくない人は避けることもできるし、サイト訪問はまず日記からという人には、そのまま読んでもらえるようにと、一応配慮したつもりです。
 あとがきには思い入れいっぱいです。
 でも、執筆姿勢と関係のないことは書いていないつもりです。
 これも別ページ仕立てにしてあります。

 作家Qさんの
>前書きで「一生懸命書きました」とか
>「自信がないけれどがんばりました」などと書いていると、まず読みません。
のご意見とはちょっと離れているかもしれませんが、よく、小説サイトで自分の作品のことを「駄文」と書いている方がいます。
 へりくだったつもりかもしれませんが、「駄文」と書かれていても読もうと思う人は、とても少ないと思います。
 文章に自信がないならなくてもいい。
 趣味で書いてる人、初めて小説を書いた人、プロ志望の人、オンライン小説の世界にもいろんな作家さんがいるけど、でも、自分の口から「駄文」って言わないでほしい。
 下手だけど、どこか惹かれる。
 アラが多いのに、でも読ませる。
 そんな作品もきっとあるし、判断するのは読んだ人です。
 私自身、自分の文章に自信はありません。
 でも、「駄作」「駄文」という言葉は使いません。
 妙な自信は持ちたくはないけど、作家Rさんのようにプライドを持ってやっていきたいなと思っています。


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